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2023 傍楽・側楽

今年の授業が終わり

ようやく一息つけました


昨日は仕事帰りに一年のご褒美にと

好きな俳優が出演している映画を見て

ネット配信される時代でもありますが

場所と、時間を作って

映画館へ行くっていうのも、いいなぁと体感


2023年 私のしごとの中心は授業で

対象者はさておき、100%日本語講師としての役割でした


生徒・学生等をめぐる様々な出来事-

心を痛めることや、厳しい決断をせねばならないこともあり

教育を行うものとしての姿勢が問われることや


授業が学習者との相互行為であるのに

教師側の「伝えたい」が優先される日もあり

反省し授業を試みる日々でもありました


また、今までやったことのないしごとの機会をいただき

これから教師となる次世代に伝えていくことの意味も

わかったような気がします


日々の生活で多くを占めるしごとを

いかに楽しむか


しんどい時に

「しんどいけど、落ち込んでもしんどいから、まず、笑っとこ」

という思考とともに


仕事を引き受けたり、進める中

「楽しい」を優先させていたな、ということに気づきました


教えることを通して、常に学び続けるわけですが

学ぶことで少し全体像が見えてきたりすることが「楽しかった」り


もう少しセーブしたい仕事と割合を増やしたいしごとのバランスを

徐々に整えていくことで「楽しく」なったり


学習者の思いと教師の思いのチャンネルがあう「楽しさ」を実感したり


しんどい中にも、今後の自分の日本語教育との関わり方やあり方に

結果、向き合う要素が詰まっていた一年でした


博士課程を終了後は

様々な職場や現場に携わらせていただく中で

(1〜2年単位で、職場も、仕事内容・割合が変わっていました)

一通り「見ることができた」感覚があります


そしてしごとに対する考え方・価値観も歳を重ねるごとに大いに変化しました


私にとって「しごと」は、日常生活の一部です

だから教育現場がない生活は考えられない


一つ一つの授業に気持ちを切り替えて臨むために

休み方も研究しました(笑)


限られた時間、そして命をどう使うか

なんて、大袈裟ですが


老いに向かっていく中で

できることをして「側楽・傍楽」となるような時間を積み重ねる

しごとをしていく所存です。


日本語教育をフィールドに

活動していけるようより一層努めてまいります。


良いお年をお迎えくださいますように。

 
 
 

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