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2025年は勇気を持って

明けましておめでとうございます。

昨年28日に授業納めをして、

1週間ほどのお正月休みで、また仕事始めを迎えられました。


今年はお正月の4日間は仕事を忘れ

好きな本を読んだり、好きなものを食べたり、好きな人とお会いしたり

授業から離れ、非常にリラックスすることができました。

期末試験等も年末ギリギリまで作っていたんですが

オンオフの入れ替えってやっぱり生産性が上がるなぁと

休みの時間の大切さを実感しました。


ちょうど大晦日は新月でした。


数年の仕事を振り返り

講師業を通じて、また、研究を通じて

人の自立・自律をサポートする、またきっかけを与える機会を設けることが

授業であったり、研修なのだと思え


まさかの!!

もう一度、研究を前提に、実践作りを記録して行きたいという思いが生まれました。


論文を書いていたときの状態って

本当に、人生のいろいろな部分が抜け落ちちゃうんです。

時間感覚がなくなって、日常生活に支障が出たり

常に、頭に論文がちらつき、優先順位1位になってしまって

人間らしからぬ、と思う時もあるけれど


取り憑かれるぐらい、伝えたいことがある、という感覚とも言えるものが

私にとっての論文を書くということだったので

そこに戻るには少し、怖さもあるのですが、

過去と同じ状況ではないので、また違う取り組み方するだろう、、と少し楽観的に考えています。


まだまだリサーチクエスチョンまでに辿り着いていませんが

1番の大きい課題は

なぜ外国からの介護士の受け入れが始まり20年近く経つのに、課題とされることが課題のままなのか、

課題を自分ごとと捉えられていないのではないか。

コミュニケーション上の課題は、ほぼ日本語の問題として、片づけられ、

コミュニケーションが持つ要素がだいぶ排除されてはいないか。


困ったことに気づく、そして実践する、そしてその輪を広げる

絶対それは必要で、研究しなくても明らかなわけですが

でもなぜ「その一歩を踏み出さない」のか、実践を通じて学ぶ「実践知」を高めることが

一人一人に息づいてこそ、ようやく20年来の課題の解決の糸口に進むのではないか。

そのムーブメントを作る、そんな実践研究ができたらいいなと、考えています。


これも数年間、じっせんを続けてきたからこそ、出てきたもので

もしそこに、実践による解決が生じれば

みんながもっと、楽に生きることができる一つのロールモデルになるのではないかと

考えます。


だから、今年は研究デザインをまず、丁寧に行おうと思います。


そして、もう一つは、昨年同様、学びの場を続け、発信していくこと。

ここはまだ具体化できていませんが

「学び合える人がいる」っていいなという単純な思いからです。

ゆるく、信頼して繋がれること。そういう形。


そういうことを一つ一つ

やる年にしていくべく、歩みを進めて行きます。


皆様にとっても、笑顔の絶えない、実りある一年となりますように。


今年もよろしくお願い申し上げます。



 
 
 

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