とにかく、巻き込むスタイルで
- 博子 武内
- 2024年9月13日
- 読了時間: 2分

先日行ったセミナー(8/20)のアンケートの結果が届いた。
概ねこちらの狙いが参加者に伝わったと考えられるコメントがあり「伝わってよかった」という思いがある。
同時に、セミナー時も感じたことだが
「まだまだ、セミナー等の参加は受け身である参加者も多いかもしれない」ということ
1時間半のセミナーを受け身で参加するならば
リアルタイムの必要性は、ないのではないか。
オンデマンドで十分であり
もっと言えば「書籍を読めば良い」とすら思う。
なぜなら、
それは「知識として得る」ということ意味しているから。
セミナーといえど、静的な「本」となんら変わりない
なんてことを私は考えるからだ。
だから、「その場に時間をかけて参加する意義」はなんなのか
作り手も考える。
やってみようと
一歩進められるような、エールはなんだろうか。
タスク型ではないが、その場で、
あわあわしたり、どうしよう、なんて思いながらも
あせくせ考えてみる
同じ参加者と意見を交換してみる。
やっぱりそのタスクであったり、参加者との出会いが活きること
構成するマテリアル・リソースが異なる、単純なこの点が
「本を読むこと」と「セミナーに参加すること」の違いだろうか
研修では「外国人職員」と「日本人職員」とのミスコミュニケーション事例(言葉や文化スタイル)を取り上げて、
具体事例を通して参加者のかたが具体的に考える時間を設けた。
それが、普段のコミュニケーションを見直すきっかけになったようで何よりである。
スキルとしての日本語表現の工夫と、価値観等異なる時のすり合わせが必要であること
また、その前提が一人一人違う点について、再認識してもらえたことが伺えた。
また、この過程は、自分自身の職場においてミスコミュニケーションが発生した時
職場内研修を開催し、同様のスタイルで(あるいはさらにオリジナルにアレンジを加えて)職員全員で考えることもできる。
一つ一つを一緒に考え、考える習慣を身につけ
職場のコミュニケーションが良い方向に進むことを願う。
そして改めて感じたこと
多文化共生において
相対主義止まりではダメだということ。
合意を得るための、対話の必要性の大切さを改めて思います。
山口裕之先生の「人をつなぐ対話の技術」が読みやすくしっくり心に届きました。
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